ヨガ
ひとくちにヨガといっても、実に色々な種類があります。ハタヨガ、アシュタンガヨガ、ラージャヨガ、パワーヨガなどなど。こんなにたくさんの種類が発生したのは近年になってのことです。元々は4000年以上前にインドで発祥したといわれており、瞑想が主体でした(つまり、今のようなポーズをとることは行われていません)。ヨガはサンスクリット語「Yuj」が語源とされ、これは「くびきをつける」という意味。「くびき」とは、牛や馬を荷台と結びつけるための横木のことをいいます。この語源からもわかるように、ヨガは身体と心を結びつける、自分と宇宙を結びつけるといった目的を持っていたのです。

ハタヨガ

ポーズ、呼吸法、瞑想を用いた古典的なヨガ。「ハ」は太陽や吸う息、凝縮を意味し、「タ」は月や吐く息、拡大を意味しています。ここには、陰と陽という異なる2つの力を結びつけて、強い力を得るという意味合いが込められています。 パワーヨガ、アイアンガーヨガなども、ハタヨガから派生したスタイルです。

アシュタンガヨガ

ポーズとポーズの間を流れるようにスムーズに行うのが特徴で、運動量が多くダイナミックなアシュタンガヨガ。どちらかというと、本格的にヨガに挑戦したい人向けのスタイルといえるでしょう。 「アシュタンガ」とは「8つの部門(枝)」のことで、その8つとは「1.ヤマ=他の人や物に対して守るべきこと」「2.ニヤマ=自分に対して守るべきこと」「3.アサナ=瞑想のポーズ」「4.プラナヤマ=呼吸法」「5.プラティヤハラ=感覚を制御する」「6.ダラナ=集中力をもつ」「7.ディヤナ=落ち着きのある精神状態」「8.サマディ=悟り」です。 パタンジャリというヨガの聖者によって作られたといわれる経典に、アシュタンガヨガのことが書かれています。

パワーヨガ

筋力トレーニングが強化され、エクササイズ向きともいえるパワーヨガ。アシュタンガヨガを元に、アメリカで改良されたスタイルです。ハリウッドセレブが好んで取り入れるなど、ヨガ人気のきっかけともなりました。 ポーズを作り出すときの「動」、一連の流れの後の「静」を繰り返すことで、心身ともに安定してくるでしょう。